【初心者向け】ファミリーキャンプ場を選ぶポイント【決定版】

【初心者向け】ファミリーキャンプ場を選ぶポイント【決定版】

キャンプ場の選び方って難しいですよね?

今回は、初心者のファミリーがキャンプ場を選ぶ際に気にしておいたほうがよいこと、特に子供と一緒に楽しむファミリーキャンプ場の選び方について、ご紹介できればと思います。

キャンプ場選びの7つの視点

(© 2021 yadokaresu.com:南アルプス:ウェストリバーキャンプ場より)

早速、要点を伝えてしまいます!^^ 私が考えるファミリー向けキャンプ場を選ぶときのポイントは以下の7つとなります。

  1. ほどほどの距離感にあること
  2. 穏やかな気候で過ごせること
  3. 清潔であること
  4. 温泉が近くにあること
  5. 余裕がある広さがあること
  6. 電源が確保できること
  7. 子供も楽しめること

何のことかわからないと思いますので、詳しく説明します。

安全第一:自宅からの距離が150km圏内にあるか?

(© 2021 yadokaresu.com:奄美大島 フェリーより)

ほどほどの距離感といってもどれくらいなの?とですが、私の推奨は、ずばり150km圏内にあるキャンプサイトです。150kmと言われてもわからないように思いますので例を示します。

東京駅からですと、以下のような距離感の地域になります。

・東海道本線…富士駅(静岡県、146.2km) 
・中央本線…韮崎駅(山梨県、147.0km) 
・東北本線…西那須野駅(栃木県、151.8km)
・北陸新幹線…軽井沢駅(長野県、146.8km)
・上越線…沼田駅(群馬県、146.4km)

時速60kmで運転したとしても、2~3時間で着く距離感。途中サービスエリアで休憩などしたとしても、朝に出発すれば午後チェックインには間に合うような距離感です。

交通渋滞に巻き込まれたり、キャンプサイトの設置・撤収に使う体力(ここ重要!)などを考えて、ある程度の体力を残せるくらいの距離感にあるキャンプ場を選んでおいたほうが無難です。特に初心者のパパ・ママさんは、キャンプで想像以上に体力を奪われたりしますので注意してください。

体力・スキルが身についてきたら、遠方にあるキャンプサイトに訪れる計画にすることをおススメいたします。

小さなお子さんがいる場合には、ドライブ中の簡易トイレなんかも準備しておいたほうがよいと思います。


穏やかな気候で過ごせるか?

(© 2021 yadokaresu.com:千葉 成田ゆめ牧場キャンプ場より)

キャンプサイトは自然豊かな場所にあります。例えば標高が高い山にあったり、海・川・湖などの近くにあることがほとんどです。

標高が100m高くなると、気温が0.6度下がると言われています。また、風速が1mあがるごとに、体感温度が1度下がると言われています。

春や秋に行く場合は特に朝・晩に冷えることが多いため、風邪など引かないようキャンプサイト周辺の天気予報(特に最低気温、風速)をしっかりとチェックしましょう。

天気予報サイト:https://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/fc/fc_map.html?cd=wt

関東近辺で少し肌寒いと感じる季節の場合、山間のキャンプサイトでは冬だと思って服装(ダウンやフリースなど)や装備を整えていくぐらいでちょうどよいと思います。

あとは寒い季節は山間ではなく、千葉の南房総や南伊豆など暖かい海沿いのキャンプサイトを選ぶのもよいように思います。

真夏ではない限り、ダウンジャケットかフリースを1つは持って行ったほうがよいと思います。



ニューノーマル:洋式・水洗トイレがあるか?

ファミリー向けとしては、かなり重要なポイントだと思います。特に女性の方や子供はトイレが汚いだけで印象が悪くなったりすることが多いと思いますので、口コミやキャンプサイトのWebサイトをチェックして、掃除がよくされているかチェックされたほうがよいと思います。

(© 2021 yadokaresu.com:軽井沢スウィートグラスキャンプ場より)

清潔感のあるキャンプサイトでは、数時間に1度、トイレ清掃が入ったり、土足厳禁(うち履きスリッパに履き替える)にされているトイレもあり、とても快適です。

逆に和式の簡易トイレだけが設置してあり、ヘッドライトを持参しないと便座がどこにあるか判らないような場合もあり、最初のうちはなるべく避けましょう。


極楽!温泉が近くにあるか?

(© 2021 yadokaresu.com:軽井沢 スウィートグラスキャンプ場 キャビンより)

キャンプサイトの近くに温泉があると、テント設営でかいた汗を流せたり、海や川で遊んで冷えたからだを温めることができ、夜もぐっすり眠ることができます。

人気のあるキャンプサイトは、温泉が敷地内にあって無料や割引価格で入れるところが多いです。

ついついビールを飲んでしまうパパ・ママにとっては、テントサイトから徒歩で温泉にいけると最高なのではないでしょうか?

個人的にはテント設営したらすぐにビールを飲んでしまうほうなので、この条件は外せません(笑)

キャンプ後の最終日にホテル泊というプランも初心者のパパ・ママにはよいかもしれませんね。


サイズ:テントやタープが余裕をもって設営できるか?

(© 2021 yadokaresu.com:富士 ふもっとぱらキャンプ場より)

テントやタープの設営は、キャンプに慣れないパパ・ママにとって、非常に大変な作業ではないでしょうか?

特に初めての狭い敷地内で、テントやタープをうまく建てるのは、上級者でもなかなか難しいものです。

個人的には、4~5人用のファミリー向けテントとタープを余裕を持って設営しようとすると、80㎡~100㎡の広さがあったほうが良いように思います。

80㎡~100㎡というと広すぎると感じるかもしれませんが、車を駐車するスペースも考えるとちょうどよいぐらいかと思います。

特に小さい子供がいたりすると、タープやテントの前に、少し遊べるスペースがないと、焚火にぶつかってしまったりしないかなど気になるように思いますので、広いスペースが取れるサイトをおススメします。

一人でも設営がしやすいワンポール型テントは、私も使っていますがおススメです。


電気があれば何でもできる!?AC電源サイトがあるか?

(© 2021 yadokaresu.com)

夏場は扇風機、冬場はホットカーペットや電気毛布など、電気が使えることで快適に過ごすことができます。

キャンプ場に電気?自然を楽しむんじゃないの?

と思われるパパ・ママもいるかもしれませんが、山間部の朝晩の気温変化はとても激しく、大人でも体調を壊してしまうリスクが高くなります。

値段は少し高くなりますが、気温が低い時期は電源サイトを予約すれば、小さいお子さんがいらっしゃる場合には、何かと安心ではないでしょうか?

ただ、電源サイトといってもキャンプ場によっては、決められたアンペア数しか使えず、ホットカーペットなど使えない電化製品がある場合もあるのでよく注意しましょう。

電気毛布は、アンペア数がほとんどの電源サイトで使えると思います。


どうしても電源サイトが予約で取れないときは、ポータブル電源を用意してもよいかもしれません。

アクティビティ:子供が楽しめる遊具や施設があるか?

(© 2021 yadokaresu.com:軽井沢スウィートグラスキャンプ場にある無料のアスレチック施設)

大人はテントを立てた後も食事を準備したり、火をおこしたり、荷物を整理したり、洗い物をしたり、寝床を準備したりとやることがいっぱいで、遊ぶ暇なんてない!と思われるかもしれません。

そんなとき子供はやることもなく、つまらない思いをしてしまうものです。

人気があるキャンプサイトでは、大型の遊具を置いていたり、プールやアスレチックがあったりと子供も飽きさせない施設が併設されています。

もちろん、パパかママの付き添いも必要だと思いますが、子供も飽きずにしっかり遊べるようなキャンプサイトを選ぶのが、家族みんなが楽しめる重要なポイントだと思います。

何もないキャンプサイトの場合は、トランポリンやハンモックなんかを用意していくのもよいかもしれません。



まとめ

(© 2021 yadokaresu.com)

キャンプ初心者のパパ・ママは、以下のような7つのポイントに気を付けて、いろんなキャンプサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか?

  1. ほどほどの距離感にあること ・・・ 150km圏内
  2. 穏やかな気候で過ごせること ・・・寒すぎないこと
  3. 清潔であること ・・・洋式水洗トイレがあること
  4. 温泉が近くにあること ・・・徒歩圏にあること
  5. 余裕がある広さがあること ・・・80㎡~100㎡
  6. 電源が確保できること ・・・扇風機やホットカーペットがつかえること
  7. 子供も楽しめること ・・・大型遊具やプールなどがあること

ただ、全部の条件がそろっているキャンプ場はなかなか予約を取ることも難しいと思いますので、自分たちで譲れないポイントが何かを明確にして、選んでいただくのがよいと思います。

キャンプ場検索・予約サイト 「なっぷ」